部屋訓に込めた想い

18歳の時にハワイから来日し、友達も親戚も居ない、
言葉もわからない中での修行が始まりました。
そして、自分の本当の親父ともいえる師匠と出会い、
厳しい稽古の中で仲間に出会いました。

自分の目標を決めて、真剣に努力をしたら
色々な人が応援をしてくれ、沢山の勇気と愛情をもらいました。

相撲は努力をした人が成功する平等な場所です。
身体が大きい人、身体が小さい人、大学を出てる人、
義務教育だけで相撲界に入った人。
裕福な家庭の人、貧しい家庭の人、日本人、外国人。
みんなが同じ土俵の中で戦います。

でも、人より努力した人、人よりも稽古をした人、
自分を信じて自分を思ってくれる人を大切にした人だけが、結果を残せます。

日本にやって来て相撲道を歩み始めた24年で
序ノ口から始まり、横綱になった時、

「我慢して努力すれば、
 人間きっと成功できる。」

という事を学びました。
自分が教えられる事はその一点だけですが、
弟子たちにその事を教えていけたらと思ってます。

自分には横綱まで育ててくれた先代(元横綱三重ノ海)がいます。
これから、また新しい事を教えてもらいながら、
頑張って行きたいと思います。

そして、先代を超える部屋を作り、恩返しすること、
強い力士を作る事、横綱を育てる事。
これを目標にまた努力と修行の日々が始まります。
皆さんこれからも応援宜しくお願い致します。