武蔵川部屋について
武蔵川部屋 部屋訓

部屋の方針

武蔵川部屋は先代師匠である、
第14代武蔵川親方から継承された
歴史と伝統と実績のある部屋です。

相撲は日本古来の伝統武道であり
神事でもあります。
相撲の歴史的価値を重んじながらも、
常に進化し、新しい息吹を吹き込む
部屋になれるよう努力をしていきます。

辛く厳しい修行の中にこそ、
健全な精神が宿り、毎日の修行に耐える
健康な身体を養う事で、人々から畏怖され、
尊敬される力士が育ちます。

そしてその頂点に立つ「横綱」を育てて
行く事こそ、私達部屋を持つものの
使命だと考えています。

相撲界、そして日本への伝統を守る
歴史の伝道者としての責任を持ち、
私達 武蔵川部屋は歩んでいきます。

歴史・沿革

― 歴史 ―

武蔵川部屋は、初代武蔵川が昭和六年に開設した後、先代武蔵川部屋(元横綱三重ノ海)の時代には、その類まれな指導力により1横綱、3大関、2小結、5幕内、2十両を育てあげました。

その実績は相撲界に「武蔵川部屋あり。」と、人々の記憶に刻み込まれることとなりました。
新生武蔵川部屋は、この実績を超える事が、歴代の年寄武蔵川への一番の恩返しであると考え、日々修行に勤めて行きます。

― 沿革 ―

事柄
昭和6年(1931年)初代武蔵川親方(元幕下鴨緑江)が中川親方の死去の跡、部屋を設立。
昭和8年
(1933年)
部屋を閉じ、弟子を鏡山部屋に移籍。
昭和56年
(1981年)
第14代武蔵川親方(当時年寄山科)が出羽海部屋から分家独立を許され、円満独立にて武蔵川部屋を創設。
その際、13代武蔵川親方(第4代日本相撲協会理事長)が尽力。
昭和56年~平成20年
(1981~2008年)

第14代武蔵川親方が師匠として 横綱1名、大関3名、小結2名、幕内5名、十両2名を育てる。

横綱:武蔵丸
大関:武双山、出島、雅山
小結:和歌乃山、垣添
幕内:大輝煌、武雄山、武州山、翔天狼、剣武
十両:重ノ海、武哲山

平成20年9月
(2008年)
第14代武蔵川親方(元横綱三重ノ海)が日本相撲協会理事長を拝命。
平成22年8月
(2010年)
第14代武蔵川親方(元横綱三重ノ海)が日本相撲協会理事長辞任。
平成22年9月
(2010年)

第14代武蔵川部屋(元横綱三重ノ海)が部屋付き親方である藤島親方(元大関・武双山)に部屋を継承。指導者を引退。

武蔵川部屋は「藤島部屋」となり、一旦その看板を下ろすことに。

平成25年2月
(2013年)

第14代武蔵川親方(元横綱三重ノ海)が定年退職にて引退。
年寄名跡を弟子である第67代横綱武蔵丸へ継承。
第15代武蔵川誕生へ。

平成25年4月
(2013年)

日本相撲協会の理事会の承認を経て、新生武蔵川部屋設立が承認される。

武蔵川部屋の看板が「武蔵丸」により復活。

概要

正式名称武蔵川部屋(むさしがわべや)
英語表記:MUSASHIGAWA BEYA
所在地〒132-0021
東京都江戸川区中央4-1-10
(JR総武線 新小岩駅より徒歩10分)
設立平成25年(2013年)4月1日
師匠年寄名称  武蔵川 光偉
(むさしがわ みつひで)
第15代年寄 武蔵川
第67代横綱 武蔵丸
本 名   武蔵丸 光洋
(国籍:日本)
所属力士15名(令和6年1月現在)
所属行司序二段行司 木村 啓太郎
所属呼出無し
所属床山一等床山 床健